こんにちは!
司拓也です!
新刊『自分を守るためにちょっとだけ言い返せるようになる本』(ぱる出版)
おかげさまで増刷が決まりました!
編集者さんから「増刷しました!」とご連絡いただけるとひとまずホッとしますね。
さて今回は緊張で声が震える原因とその対処法についてお話しします。
緊張すると声が震える原因はさまざまな要素が絡んでいますが、特に以下の二つが主な要因として挙げられます。
まず一つ目は呼吸が浅くなることです。
緊張すると自然な呼吸が乱れ、胸式呼吸になりがちです。
胸式呼吸では声帯が十分に振動せず、声が震える原因となります。
二つ目の要因はあがり症です。
あがり症の人は緊張状態が続くと、声帯にかかる緊張が強まり、声が震えやすくなります。
緊張すると声が震える悩みを改善するためには、以下の方法が効果的です。
1、ストレッチ
まず、ストレッチを行うことが大切です。
緊張すると筋肉が緊張し、声帯も硬直してしまいます。
ストレッチを行うことで筋肉の緊張をほぐし、声帯の振動がスムーズになります。
2、姿勢
また、姿勢を正すことも重要です。
正しい姿勢は呼吸を深くしやすくし、声の制御がしやすくなります。さらに、腹式呼吸を意識することも効果的です。
腹式呼吸は胸式呼吸と比べて声帯にかかる負担を減らし、声の安定感を高めます。
3、話すスピード
話すスピードを落とすことも、声の震えを軽減するために有効な方法です。
緊張しているとつい話し足りなさを感じ、スピードが速くなりがちですが、ゆっくりと話すことで呼吸を整え、声の震えを抑えることができます。
4、息の量のコントロール
また、一息で話す息の量をコントロールする意識をもつことが大切です。
長文を一気に話そうとすると、呼吸が乱れやすくなり、声が震えやすくなります。
適度な区切りで休憩を入れることで、呼吸を整え、安定した発声を行うことができます。
5、自信
そして、最も大切なのは緊張しても自信を持って発声することです。
緊張は誰にでも起こるものであり、緊張していることを受け入れることが大切です。
開き直って「緊張して当たり前」と思うことで、緊張に対する恐怖心を和らげることができます。
■自信をもって発声するためのコツとは?
以下のポイントにも意識を向けると良いでしょう。
1、イメージトレーニング
まず、イメージトレーニングを繰り返し行うことが有効です。
自分が自信を持って発声するイメージをすることで、実際の発声時にも自信を持つことができます。
2、滑舌トレーニング
また、滑舌を良くすることも重要です。滑舌が良いと言葉がはっきりと伝わり、自信を持って話すことができます。丹田に意識を集中させることも効果的です。丹田は呼吸や声の制御に重要な役割を果たすため、意識をそこに集中させることで声の安定感を高めることができます。
緊張すると声が震える原因や悩みの改善方法、自信をもって発声するためのポイントを意識することで、公の場でのプレゼンやスピーチなど、自分の声を自信を持って表現することができるようになるでしょう。
練習と努力を重ねながら、少しずつ改善していくことが大切です。